アレルギー科
アレルギー科
いきなり皮膚の膨らみを伴う赤みと痒みが出現し、割りに短時間で消えてしまうことが多いです。そのゆえ、受診時には症状がないこともしばしばあります。原因が特定可能な場合もありますが、ほとんどの場合原因不明なことが多く、季節の変わる時や体調を崩した時、汗をかく様な刺激(風呂、運動、辛い食べ物)がある時好発する傾向があります。
蕁麻疹にはいろんなタイプがありますが、長期間続く場合は慢性蕁麻疹と言い、完治まで長期間かかることもあります。
アレルギーの原因になる特定の食物を食べたりすることで発症するのが典型的ですが、化粧品などによる皮膚への接触で発症する場合もあり、診断自体は簡単ではありません。必要に応じて検査を提案し、対応します。
季節性のもの(いわゆる花粉症)、ダニ・ホコリによるもの(通年性)があります。近年、一部の鼻炎に関しては舌下免疫療法が導入されていて、長期間の治療が必要ですが安全で効果も出ています。新しい舌下免疫療法がまた出るたび、紹介いたします。
血液検査(特異IgE測定など)や貼付試験(パッチテスト)を行います。金属、香料、食物など、日常生活上アレルギーの頻度が高いものが選ばれています。